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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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結婚式にご招待 2 二次会にて

え~、「結婚式にご招待 1 玄関ロビーにて」の続きです。
郁みたいに全身で「好きです!」なんてやられた日には、
30男はノックアウトですよね。(笑)
 
 結婚式にご招待 2 二次会にて


 「ねえねえ、君たちみんな同じ部署なの?」  
 
新郎の友人が訊いて来る。
郁の同期の一人が答える。
  
 「私達はね。でも笠原は防衛部の特殊部隊だから」

 「ええっ!」
 
周りに居た新郎側の友人が一斉に驚く。

身長が185cmは有りそうなイケメンが郁を指差し
「君、特殊部隊なの?」と郁に問う。
  

 「そーですけど?」

 「見えないねー」

 「そーですか?」

 「だって、特殊部隊って言ったらほら、ハードでゴツイイメージが
  あるじゃん。
  君、身長は有るけど細いし、モデルみたいにスタイル良いし。
  そんなカッコしてたらとてもそんな風には...」

 「あたし、いつもはこんなカッコしてないですよ? 
  普段はジーンズばっかりですもん」

イケメンはしげしげと郁を眺めた。

 「なんか、君にすごく興味が出てきた」
 
郁の同期の一人が声を挟む。

 「だめですよ~。そのコ、彼氏居ますから。
  しかも、相手はずっとアコガレてた王子様なんですから!」

 「えぇっ!!何で王子様の正体知ってんのよっ!」
 
郁が図書隊に入ったのは「昔、書店で助けてくれた王子様を追って」
というのは図書隊の中では有名な話である。
  
しかし、その王子様の正体が現在付き合っている堂上だと、
仲間内では話してあるが業務部の同期が知っているとは!

 「あんたねぇ、自分がどんだけ有名か知らないの?
  ただでさえ女性で全国初の特殊部隊入りしたってだけでも知らない
  隊員はいないのに、今までどんだけ騒ぎ起こしてんのよ」

 「え~、あたし、なんかしたっけ?」

 「これだ!」

新婦を含めた図書隊員が爆笑した。


  ***


酒宴もたけなわになった頃。

郁の隣に先ほど特殊部隊なのかと問うたイケメンの彼が座った。

 「ねえ、彼氏、どんな人?」

 「? …なんで、そんなこと聞くんですか?」

 「俺と君、結構似合いだと思うんだけど」

確かに、彼と郁ならば長身同士、ファッション雑誌のグラビアの
カップルようだ。

 「う~ん。彼氏の居る女と似合ってても仕方ないんじゃ...?」

 「携帯番号交換しない?」

 「どーしてですか?」

 「別に彼氏が居たって男友達が居ても良いんじゃない?」

 「あたし、普通の会社勤めの人とは休日合わないですよ」
 

彼は自分が女性に対して魅力的に見える事を自覚していて、尚且つ
それを利用することに躊躇するタイプでは無かった。

しかし、郁の中では「自分には好きな人が居て、その人と付き合って
いる」という事実がまず大前提なので「彼以外の他の男性に目を向ける」
といった発想は元から持ち合わせていない。
 
ゆえにとことん、長身イケメンと郁の会話はかみ合うことはなかった。

郁の隣に座っていた柴崎は、しきりと自分に話しかける男どもを
あしらいながら笑いをかみ殺していた。
  
なるほどね~ こりゃ、笠原に男っ気が無かったはずだわ。
陸上と王子様に夢中だった郁の5年間が容易に想像できた。
これだけ鈍けりゃ、そりゃ折角の好意もスライドするわね。


 「ごめん。あたし明日訓練だから、そろそろ帰るね」

郁が柴崎に断り、花嫁に挨拶に行く。

長身イケメンは郁に「送っていくよ」をしつこく言い寄っている。
 
 「大丈夫ですって! あたし大外刈りが得意技なんです」

この場合の「送っていく」は、心配ではなく男の下心であって、やはり
郁には通じていない。

柴崎が郁に囁く。

 「笠原、堂上教官に武蔵境の駅まで迎えにきてくれるように
  電話しといたから」

 「えっ!」

郁の顔がぱっと明るくなる。

 「わー柴崎、ありがとー」

そう言うと「送っていく」と言い寄っていたイケメンには一顧だにせず、
自分の分の引出物を引っつかむと、あっという間に二次会会場から
姿を消した。

その素早さに残された面々はあっけにとられた。

同期の一人がぽつりと呟く

 「笠原...なんか、彼氏が迎えに来るって聞いたらすっ飛んで
  行ったね...」

柴崎がにんまり笑う。

 「あたしねー、笠原見てると時々姉か母親のような気分になるの
  よねー」

 「ああ、ソレ、何か分かるわ...」

この後の二次会は「笠原ネタ」で盛り上がったという。


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コメント

こういうなんとなく甘い話好きです。
笠原の性格出てて素晴らしかったですvvv

郁がめっちゃかわいいです!
無意識に郁に振られた男が過去に何人いるのか気になりました♪ (笑

「大外刈りが得意」なんて男の人に話す友達、欲しくなりました。

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