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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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堂郁デート16 ご実家編

今回の図書館SSは 「堂郁デート16 ご実家編」 です!

いつもたくさんの拍手と、それからコメントをありがとうございます。
とってもとっても励みになりますvvv

メルアドか連絡先をお知らせ下されば、個別にお返事させて頂き
ますね♪

それでは!

時期は正化35年の冬。
堂上サン、開き直り宣言後のデートです!


堂郁デート16 ご実家編


『他の奴らもやってること、俺たちがやって何が悪い』

そんな開き直りの宣言が堂上から飛び出したのは先日のことである。

あれから、夜更けの呼び出しの回数もすでに片手の数を超えた。

けれど、堂上の言う "他の奴らもやってること" が "寮裏での深夜の
キス" 以外のことも指していることに、郁は気付いていなかった。


 ***


その日の堂上と郁のデートは 「映画を観てイタリアン・レストランで
食事」 という、まことに健全なデートコースだった。

映画は郁好みのハリウッド製の超大作といわれるアクション映画で、
気に入ったらしい郁は食事中も終始ご機嫌だった。

コース最後のデザートは、ジェラート3種盛り合わせだ。

幸せそうな顔で食べている郁に、コーヒーカップを持ち上げながら
堂上が口を開いた。

 「これから、どうする?どこか行きたい所でもあるか?」

門限にはまだかなりの余裕が有る。

 「うーん。特に今行きたいところって思い付かないですけど」

郁が首を傾げると、堂上が微妙に郁から視線を逸らしながら言った。

 「それじゃ、俺の実家に寄ってくか?...お前が嫌なら良いけど」

郁は一瞬目を瞠ったが、すぐに笑顔になった。

 「嫌じゃないですよ?また遊びに来なさいって言って貰えたの、
  嬉しかったし」

 「それなら行くか」

堂上が伝票を取り上げた。

 「あ、じゃあ、ここからちょっと歩きますが洋菓子屋さんに寄っても
  良いですか?」

 「お前、まだ食うのか?」

からかい口調の堂上に、郁がぷうっと頬を膨らませた。

 「違いますっ!ご両親に手土産ですよ。もう!」

初めて堂上の実家に招かれた正月は店が開いてなかったし、
急な話でテンパってもいた。

手土産など、とても気が回らなかったのだ。

 「なら別に、そこら辺の店で買えば良いんじゃないのか?」

ここは都心で、手土産用の菓子を売っている店などいくらでもある。

堂上がそう言うと郁が首を振った。

 「やっぱり美味しいって言われているものを食べてもらいたいです
  もん」

何でも雑誌に取り上げられていた店で、前から行ってみたかったのだ
そうだ。

それに...と、言い継いだ郁の顔がちょっと赤くなった。

 「そこのお店、チーズケーキが絶品だって評判なんです」

郁が誰に食べさせたいと思っていたのか丸分かりで、思わず笑みが
零れた。


 ***


堂上が玄関を開けると、前もって連絡を入れていたせいか父親と
母親がすぐに出て来て歓待してくれた。

 「郁ちゃん、良く来たね」

 「さあ、上がって上がって」

奥の間に通されて座卓を勧められる。

郁がケーキの箱を差し出すと、母親が嬉しそうに笑った。

 「まあ、郁ちゃん、ありがとう。みんなで頂きましょうか。紅茶を
  いれて来るわね」

郁が慌てて立ち上がる。

 「あ、あたしも手伝います!」

 「あら。ありがとう。じゃあ、お願いしようかしら」

郁と母親が楽しそうにキッチンでお茶の支度をしている、その様子を
目を細めて見ていた父親が何の気なしに呟いた。

 「郁ちゃんが娘になったら楽しいだろうな」

堂上はちょっと驚いたように父親の顔を見たが、すぐに頬杖をついて
顔を背けた。

 「ちゃんと考えてるから」

堂上の言葉に、父親が声を出さずに笑った。

やがて紅茶とケーキを載せたトレイを持って、郁と母親が戻って来た。

 「まあ。このチーズケーキ、美味しいわね」

 「良かったです!あたしもここのは初めて食べたんですよー」

和やかな雰囲気のお茶会となった。

そして、ケーキを食べ終えお茶も飲み終わった頃。

 「郁...ちょっと」

 「はい?」

堂上が目配せすると郁が首を傾げた。

 「お袋、俺たち上に居るから」

そのまま二階に上がる堂上を追って、郁も続く。

郁が堂上の部屋に上がるのは正月のときに次いで二回目だ。

あのときは酔っ払っていてあんまり良く見ていなかったが、残っている
のは勉強机とベッドと本棚くらいだ。

本棚には堂上が子どもの頃に読んでいただろう本がまだいくらか
残っていた。

 「ふーん。堂上教官って子どもの頃、こんな本を読んでいたんですね」

アクション物が好きな堂上らしく、子ども向けの冒険物語が並んでいる。

 「見ても良いですか?」

 「ああ」

1冊手に取った郁がベッドに腰を掛け、その隣に堂上が寄り添うように
座った。

 「郁...」

ページをめくっていた郁の耳元でそっと囁く。

ふいに郁が顔を上げた。

息が掛かるほど、お互いの顔が近い。

至近距離に驚いて、思わず身を引こうとした郁を逃さず捕まえる。

 「どっ、堂上教官!誰か来たら...」

階下には堂上の両親が居る。

 「大丈夫だ。鍵は掛けてる」

 「えっ!いつの間に、そん...」

全部を言わせる間などやらない。

抱き寄せて、やや強引に唇を重ねた。

郁が必死で声を殺しているのが分かる。

それでもかすかに漏らした声に煽られるように、背中に回していた手を
郁の胸の上に置いた。

その瞬間、ピクリと郁の身体が揺れた。

特に拒否したような気配は無かったが、心なしか郁の腰が引けたような
気がした。

手を元に戻し、そっと唇を離して郁の顔を覗き込んだ。

 「お前、嫌だったか?」

 「え?イヤなことなんて、あるはずないですよ?」

郁がキョトンとした顔で微笑んだ。

堂上が郁の胸に手を置いたとき、郁は確かに一瞬反応した。

けれど何も無かったかのような返しに堂上がため息をついた。

こいつ! 今、しれっと流しやがった。

郁のこの返しが意識してなのか無意識なのかは定かではないが、
こんなことなら触れるだけじゃなくて、いっそ揉んでやれば良かった。

とは言え、今回はここまでだ。

 「そろそろ階下に下りるか」

立ち上がった堂上が郁に手を差し出すと、迷わず郁がその手を取った。


 ☆ 堂上サン、攻めあぐねております!(笑)
    しっかし "実家で" なんて、堂上サン余裕無いよなあ...って
    思ったコトでしたよ。(笑)

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