図書館戦争アニメ

『図書館戦争』公式サイト

「Love & Love」 通販中

「Love & Love」(2017/10/8 発行)                                        通販いたしております。                                                                                                   ご希望の方はメールフォームか                                          メールアドレス rikapengin2010@yahoo.co.jp                                     にてご連絡くださいませvvv

堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

カテゴリー

プロフィール

りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

最近の記事

Twitter

月別アーカイブ

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールアドレス rikapengin2010@yahoo.co.jp

リンク

ペンギンウォークバナー

ペンギンウォークバナー
よろしかったらお使い下さいなvvv

リンク

当ブログは二次創作サイト様に限り、 リンク・アンリンクフリーです。
有川サーチ

太陽

文庫部屋

cachette

love.love.library

堂上家&笠原家 顔合わせ編

今回の図書館SSは 「堂上家&笠原家 顔合わせ編」 です。
お互いの両親への挨拶が済み、今度は両家の顔合わせです。
堂上家と笠原家が一堂に会します。


堂上家&笠原家 顔合わせ編


それは、年が明けて未だ松の内のこと。

堂上家と笠原家、両家の顔合わせが行われた。

堂上家からは、堂上の父、母、妹の静佳が。

笠原家からは、茨城から上京した郁の父・克宏、母の寿子、
そして大兄が。

中兄と小兄は先日、堂上との顔合わせは済んでいるので
結納か結婚式の時に挨拶するということで落ち着いた。

どうやら、克宏が気を使って堂上家に人数を合わせたらしい。

そうして総勢8人が、堂上の用意した日本料理店にて昼の
御膳を兼ねて会うことになった。


 ***


その日静佳は、精々ネコを被って 「大人しいお嬢さん」 に
なりきろうと決めていた。

なんせ、郁は笠原家の可愛い一人娘。

しかも、4人目にやっと生まれた唯一の女の子。

親の思い入れが知れようものだ。

郁の明るさや素直さを見ていると、本当に大事に育てられた娘
なんだな、と思う。

そして、その大事な娘の小姑という立場になる自分。

母は天然だから大丈夫だろうけれど、笠原家の人々に安心して
貰えるように、ここは手堅く行かなくては!

もし万一、破談なんてことになったら、兄貴に一生恨まれる~
...というのは冗談だけど。

何はともあれ、あの堅物男が30歳を過ぎてようやっと身を
固めようというのだから。

静佳は握りこぶしを作り 「よしっ!」 と気合を入れて会食に望んだ。


 ***


堂上と郁がお互いに家族を紹介して、和やかに食事が始まった。

静佳が向かい側に座る笠原家をさり気なく観察する。

郁ちゃんの一番上のお兄さん。 

背が高くてカッコイイなー

お父さん、何だか気難しそうで堅物な感じ。

そういうとこ、ちょっと兄貴と似てるかも?

そして、お母さん。

 「あの...あたしの母って癇が強いっていうか、難しい人なんで」

先日、郁ちゃんが何だか申し訳なさそうに言っていた。

う~ん。見るからにそんな感じだなー。

 「郁はずっと陸上ばっかりで。やれ合宿だ、やれ大会だと、全然
  お料理とか教えられなくて...篤さんに不自由をお掛けすると
  思いますが、どうぞよろしくお願いしますね?」

寿子が、堂上に済まなそうに言う。

 「お袋、郁は大丈夫だよ。篤君がついているんだから」

大兄の言葉に克宏も頷く。

 「そうだ。篤君に任せていれば何も心配することは無いから」

...何でか良く分からないけど、兄貴はやたらと郁ちゃんの
家族に気に入られてないかい?

 「たった一人の娘さんの結婚で、お寂しくなりますね」

堂上の母が労わるように寿子に言った。

いいえ。

寿子は頭を振ると

 「だって、郁は王子様と結婚するんですから!」

と、真顔で言った。

ぶっ!

静佳は思わず吹き出すところを危うくこらえた。

兄貴、あんた、郁ちゃんの王子様だったのっ!

堂上が郁の 「王子様」 だったということは、特殊部隊では周知の
事実だか、笠原家で郁が言ったことはない。

前に職場見学で克宏と寿子が来たときに 「助けてくれた図書隊員」
の話はしたが、それを 「王子様」 と言い出したのは寿子だ。

図らずも、母娘揃って 「王子様」 という呼称を使っていたことで
郁が 「母親に似ている」 ことを証明したことになった。

その 「王子様=堂上」 の事実は、先日大兄に話したばかりだ。

 「おっ、お母さん!その話はっ!」

郁が慌てて寿子の話を遮ろうとしたが、その郁の言葉に
静佳の言葉が被さった。

 「まあ、兄は郁ちゃんの 『王子様』 なんですか? お母さま?」

 「あら、静佳さんは二人の馴れ初め、ご存知無かったの?」

静佳が極上の笑顔を浮かべた。

 「ええ。兄は照れ屋なものですから、なかなか口を割ら...いえ
  話してくれなくて。郁ちゃんからは 『私から告白しました』 とは
  聞いていたんですけど。」

 「それがね、郁と篤さんは 『運命の出会い』 と 『必然の再会』 を
  果たしたのよ!」

夢見るように話し出した寿子に、克宏と大兄は苦笑を浮かべた。

堂上の両親は初めて聞く話に、身を乗り出して聞き入っている。

郁は真っ赤になって、堂上の様子を窺っている。

その堂上はというと...痛恨の表情をしていた。

静佳の絶妙の相槌に促されて、寿子の話は美化され、
よりドラマチックに展開していく。

 「まるで韓流ドラマみたいですね!」

静佳がうっとりした口調で言ったが、目がチェシャ猫のように
三日月になっている。

明らかに笑いをこらえているのだが、寿子はそれに気付かず

 「ねえ、素敵でしょう」 と、静佳に同意を求める。

静佳は 「ええ、本当に」 と、大きく頷き

 「ねえ、お母さんもそう思うでしょ?」 と、母に話を振った。

母は感銘を受けたように頷くと

 「こんな素敵なお話を聞かせて頂いて、ありがとうございます。
  今日は素晴らしい日になりました」

母はマジである。

そして、3人でにっこりと微笑み合った。

 「静佳さんみたいな素敵なお嬢さんが郁の姉妹になってくれる
  なんて本当に嬉しいわ」

よっしゃ! つかみはオッケー!

嬉しそうに微笑む寿子を見て、静佳はココロでガッツポーズを
決めた。


 ***


和やかに始まった会食は、和やかに終わった。

これから茨城に帰る笠原家が先に辞去し、堂上家の面々と
郁が残された。

ニヤニヤ笑いの止まらない静佳に、堂上は仏頂面だ。

 「お前、何か言いたいことでも有るのかっ」

 「ふっふっふっ、べっつにぃー」

兄妹喧嘩が勃発しそうな気配に、郁が慌てて割って入る。

 「あっ、あの...今日の母の話、半分くらいは差し引いて
  聞いて下さいね?」

 「と、いうことは、半分はホントなのね?」

すかさず静佳の突っ込みが入る。

 「えーと。事実関係は大体合っていましたけど...」

 「じゃあ、郁ちゃんが高校生のとき、本屋で兄貴に助けて貰った?」

 「はい」

 「図書隊に入ったのは兄貴を追いかけて?」

 「はい」

 「兄貴をその 『王子様』 と知らずに好きになった?」

 「はい」

 「ファーストキスの相手は兄貴?」
 
 「はい」

思わず答えてしまった郁は、慌てて口を押さえた。

 「んふふ。そう言えば郁ちゃん。兄貴が初めての彼氏だって
  言ってたわねー。
  兄貴ってば、こんな純真なコに手を出しちゃって!」

郁が慌てて言い募る。

 「あのっ、違うんですっ。あれはあたしが重傷で動けない
  篤さんに強引に!」

 「郁っ!」

堂上がとっさに郁の口を塞いだ。

 「何か、まだまだあたし達に話していないこと、たくさん
  有りそうねぇ」

にっこり微笑む静佳と、真っ赤な顔で自分に口を塞がれた郁の顔を
見比べた堂上は、妹に自分の恋愛事情がダダ漏れになるのを覚悟
するしかなかった...


 ☆ う~ん。静佳さんが出て来ると、どうしてもギャグに
   なっちゃいます。(笑)


スポンサーサイト

<< 拍手 | ホーム | 復旧しました! >>


コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP