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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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お題 「せいか」 ~盛夏~ & one year later

昨年の11月に閉幕した 『one titles』 8月分タイトル 「せいか」 に
参加させて頂いたときのSSを公開しますね。

お題の 「せいか」 は、ウチでは 「盛夏」 です!

なので真夏のオハナシにしようって思いまして、堂上サンと郁ちゃんが
海に行くお話になりました。

そんで、1年後の二人をおまけしてますvvv


お題 「せいか」 ~盛夏~ & one year later


今年もまた、夏がやって来た。

昨年は入院していたため、治療とリハビリに明け暮れていたが
今年は違う。

直属の部下の笠原郁と付き合うようになって迎える、初めての
恋人らしく過ごせる夏だ。

夏まつりや花火大会など、今年こそ夏の恋人イベントを郁と一緒に
満喫したいと堂上は思っていた。


 ***


夏は映画も大作が出揃う。

今回のデートは大掛かりなセットやCGが話題のアクション映画を
観に都心に来ていた。

映画が終わり、映画館を出るとむっとするような熱気に襲われる。

 「郁、ちょっと涼んで行くか?」

 「そうですね」

二人は手頃な喫茶店に入りアイスコーヒーを注文した。

 「ホント、今年も暑っいですねえ」

郁がパタパタと手で顔を仰ぎながらアイスコーヒーにミルクと
シロップを入れた。

 「まあ、今は夏真っ盛りだからな」

堂上はブラックのまま飲んでいる。

郁がストローでグラスを混ぜると、カラカラと涼しげな氷の音が鳴った。

郁は美味しそうに飲んでいるが、すでにアイスコーヒーはコーヒー
牛乳のようだ。

 「こう暑いと涼しいところに行きたいですよねー」

郁がため息まじりに頬杖をついた。

 「そうだな。なら海にでも行くか?」

 「海!行きたいですっ!あたし、昨年買った水着、まだ着てない
  ですもん!」

堂上の提案に郁が即座に乗った。

 「じゃあ、次の公休は海だな」

 「はいっ!」

次のデートの予定が決まってニコニコしていた郁だが、何かを思い
ついたように堂上を上目遣いに窺った。

 「あたし、泳ぐの結構速いですよ?堂上教官はどうですか?」

 「まあ、人並み以上には」

サラリと答えると、郁の何かに火が点いたようだ。

 「堂上教官、競争しませんか?どっちが勝つか、勝負です!」

 「...まあ、良いけど」

俄然テンションの上がった郁に、「恋人同士が海にバカンスに行く
のに、泳ぐ気満々の彼女というのはどうなんだろう?」 と思わない
でもなかったが、郁が楽しそうなので良しとした。


***


 「堂上教官、お待たせしました」

水着に着替えて更衣室の外で待っていると、郁のちょっと照れくさ
そうな声が掛けられた。

振り返った堂上は思わず目を瞠った。

セパレートのレースフリルのビキニ。

フリルがささやかな胸にボリュームを持たせ、明るいオレンジを基調
とした水着は郁に良く似合っていた。

そして腰にはパレオが巻かれ、ウエストの細さが際立っている。

 「えへへ。どうですか?この水着、今日初めて着たんですよ」

おどけてポーズを作って見せる郁の傍を、男達がチラチラと視線を
送りながら通り過ぎる。

思わず渋い顔になると、途端に郁が不安そうな顔になった。

 「あの...あたし、変ですか?」

 「いや、お前に良く似合っている」

堂上が笑ってやると、郁も安心したように笑った。

 「そうそう!このパレオ、取り外せるんですよ」

パレオはリボンで結ぶタイプで、堂上が制止する間もなく郁はあっと
いう間にリボンを解いてしまった。

郁の長い脚がさらされる。

堂上が慌てて言った。

 「待て!外さなくていい。着けとけ」

すると郁が、手に持っていたパレオをふわりと広げた。

 「じゃあ、こんな着け方はどうですか?」

郁がリボンを首に巻き、パレオはミニワンピースに早変わりした。

今度はワンピースの裾から長い脚が伸びている。

そのとき、堂上の背後の男子更衣室から出て来たらしい男達の
囁き声が聞こえた。

 「うわ~ あの娘モデルか?スタイル良いな。声、掛けてみるか?」

 「でも、男連れだろ?」

堂上がその声に振り返ろうとしたとき、郁の空気を読まないセリフが
炸裂した。

 「それにしても堂上教官、相変わらず良いカラダしてますね」

郁の感嘆した声に、後ろに居た男達の囁き声がピタリと止まり、
そそくさと離れて行く気配がする。

郁は元アスリートとして純粋に堂上の鍛え上げられた身体を賞賛
したのだろう。

しかしカップルで来ている女が相手の男に言うとなると、違う意味に
聞こえるのは無理もない。

苦笑した堂上に郁が首を傾げた。

 「どうかしました?」

 「...何でもない。そろそろ泳ぎに行くか」

 「はいっ!負けませんよっ!」

張り切って隣に並んで歩く郁をチラリと見て、堂上はため息を落とした。


 ***


結局、堂上と郁の水泳勝負は、堂上の10戦10勝で終わった。

こういう勝負事になると堂上も手を抜けない性分である。

それに相手が本気なら本気で返すのが礼儀であると、負けず嫌いの
郁に挑まれるままとことん付き合ってしまった。

瞬発力なら堂上に引けを取らない郁だが、やはり何度も勝負を繰り
返していると、どうしても体力には男女差が出る。

やはり緒戦で1勝出来なかったのが致命的だった。

帰りの電車では、疲れ果てた郁の上半身が座席に座ったまま
ゆらゆらと揺れていた。

さり気なく堂上が郁の肩を抱き寄せる。

すると郁は、こてんと堂上の肩に自分の頭を乗せた。

 「着いたら起こすから、このまま寝てろ」

 「...うん」

預けられた郁の身体は温かくて柔らかく、とても心地良い。

次の機会にはせめて外泊出来るくらいの体力は残させようと、堂上は
心に決めた。


Fin.


one year later


 「あ、もう海開きなんだねー」

タンクトップに短パンという軽装の郁が、タオルで髪を拭きながら
リビングに入って来た。

手にはミネラルウォーターを持っている。

ソファでビールを飲みながらテレビを見ていた堂上が目を上げた。

 「また、お前はそんな恰好で...」

 「だって暑いんだもん」

郁は肩をすくめて笑うと、ちょこんと堂上の隣に座った。

渋い顔の堂上がテーブルに置いてあったエアコンのリモコンを手に
取り、設定温度を2度上げる。

テレビではちょうど9時のニュースが始まったところで、あちこちの
海での海開きの様子が流れていた。

 「そういえば去年は結局1回しか海に行けなかったよねえ。今年も
  行こうよー」

 「そうだな」

堂上がうなずいたとき、テレビ画面にきわどい水着姿の女性が映って
いた。

 「うーん。あたしも新しい水着、買っちゃおうかなぁ」

郁の口調は何気なくだったので、堂上もつい何気なく答えた。

 「別に買うのは良いがお前もいいトシしてるんだし、あんまり派手な
  ヤツはやめとけよ」

 「いい年って...」

 「四捨五入すれば30だろうが」

そこからパタリと会話が途切れた。

怪訝に思った堂上が隣の郁を見るとふくれっ面で、しまったと思ったが
遅かった。

 「...そうですね、あたしもいいトシですから。精々きわどい水着でも
  着て若作りしなくちゃですよね」

郁は完全に拗ねモードに入ったようだ。

 「今度、柴崎と休みを合わせて買いに行ってこようっと。篤さんも
  ついて来ますか?」

 「アホウ!男が女の水着売り場に行けるか!」

反射で返した堂上だったが、郁のわざとらしい職場口調にとうとう
降参した。

 「ごめん。言い方、間違えた。いいトシだからじゃなくて、お前は俺の
  奥さんだからあんまり派手な水着は着て欲しくない」

堂上がこうも率直に自分の心情を言葉にするのはめずらしい。

一瞬目を瞬かせた郁だったが、やがて笑顔になった。

ホッと息をついた堂上が郁を抱き寄せると、腕の中で郁がそっと
囁いた。

 「やきもち妬かれるのってちょっと嬉しいかも」

惚れた女というものは、ともすれば面倒で、けれどその面倒なところが
可愛くて愛しい。

 「でも篤さん、四捨五入の件は柴崎には言っちゃうから覚悟しといてね」

柴崎は郁と同い年だ。

そして柴崎は郁の数倍、口が立つ。

うんざりしたようなため息が堂上から漏れた。

その様子に気付いた郁がくすくす笑う。

 「こら」

堂上は、笑う郁を口づけることで封じたのだった。


Fin.


☆ 堂上サンは要らんこと言いなので(笑)新婚の頃からちっちゃな
  ケンカは良くあったんじゃないかなって思うのです。
  でもまあ、この二人じゃ所詮 "犬も食わない系" ですもんね。(笑)
  堂上サンと郁ちゃんは、ケンカと仲直りを繰り返しながら夫婦
  らしくなってゆくんだろうなってvvv


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コメント

りかさん、ご無沙汰です(≧∇≦)
郁ちゃんの水着スタイルは、間違いなく注目の的ですよねー‼︎堂上さんの眉間のシワが大変なことになりそう笑笑

でもそんな可愛い水着きて、競泳笑笑
水着、脱げなくてよかったねとホンマに思いましたよ〜。

新婚旅行で堂上さんが水着郁ちゃんを堪能してるといい♪
夫婦期での水着はどんなでしょうね〜。今の若いママは普通にビキニ着てはりますもんね。スタイルがめちゃいい‼︎
郁ちゃんは堂上さんがヤキモチ焼くからワンピースかな笑

甘い堂郁でスタミナ補充です(≧∇≦)
りかさん、ありがとうございます♡

ではではまた☆
えび

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