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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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ありままさんから頂き物SS 「愛のある生活」 堂郁編

最近の私、運気が下がっているような気がします...(涙)

いつも通りにしているのに当たり前に行かなかったり、こちらに非は
ないのに相手のミスで上手く行かなかったり。

そんなことが4件も、しかも立て続けに同時進行でヤられちゃって
ねえ。(涙)

ミスなので相手に悪気はないのは分かっていますし、本当に運が悪い
としか言いようのないケースもあります。

でも、こうも続くとさすがにメゲそうです。くすん。

そんな私をオゲンキにしてくれるようなSSをご紹介しますvvv



ありままさんから頂き物SS 「愛のある生活」 堂郁編


結婚するにあたり、郁には悩みがあった。

誰にも言えない、だけど、一緒に生活する上で一度は確認しておき
たい。

だけど、本人に確認するには勇気がいる。

そこで、つい既婚者というだけで、進藤三監の妻に尋ねてしまったのは、
引越しの手伝いに来てくれたときの人柄に頼もしさを感じたからだろう。

さすが、あの上官の手綱を取る人だと、感心したせいでもある。

堂上班が公休の日。

結婚準備のために堂上と待ち合わせている時間より早く、進藤妻との
面談の約束を取り付けた。

 「それで、折り入って私に訊きたいことって、何かしら?」

朝早く、進藤の部屋を訪ねると、妻は快く迎えてくれて、コーヒーを
淹れてくれた。

それに、ついついいつもの癖で、砂糖を大量にぶち込んでスプーンで
混ぜる。

 「あ、いえ、大したことではないんですけど・・・。あ、時間とか、
  大丈夫ですか?」

 「ええ、まだ出勤には間があるから、コーヒーを二杯飲む時間くらいは
  大丈夫」
 
妻がそう言って笑うので、郁はホッと胸をなでおろした。

だが、いつまでも時間があるわけではない。

早速、本題に入ることにする。

 「それで、あの、実は・・・」


*************


待ちあわせの武蔵境駅に着くと、珍しく郁が先に来て待っていた。

だが、今から結婚の打ち合わせに行くというのに、何故だか眉間に
しわが寄っている。

 「どうした、早いな」

 「あ、教官、おはようございます」

声をかけると、いつもの顔になり明るく挨拶する。

郁のしわが乗り移ったかのように、堂上の眉間にしわが刻まれた。

 「いく」

ゆっくりとしっかりと、しかもはっきりと名前を呼べば、「あ」と何かに
気付いた郁が、頬を染めて俯いた。

 「郁」

もう一度、名前を読んでやると、「お、おはようございます、あ、篤さん」
と、答えたので、堂上は満足げに頷いて郁の頭に掌を載せた。

 「おはよう」

早いな、ともう一度訊く。

 「ちょっと、寄るところがあったので、早めに出ました」

 「そうか、そっちの用事から先に行くか?」

 「あ、いえ、もう済ませてきたので、大丈夫です」

 「・・・そうか」

どうにも様子がおかしいのは、その用事のせいらしい。

堂上はそう辺りを付けたが、無理やり訊こうとするとどうしても喧嘩腰に
なってしまうのでぐっとこらえ、代わりに郁の手を握った。

 「じゃあ、行くか」

買い物に行って、昼から式場の打ち合わせだったよな?

そのまま引っ張るように歩き出すと、郁もいつもどおりに堂上について
歩き出した。

滞りなく買い物が済み、軽く食事をしてからと店に入ったタイミングで、
堂上が切り出した。

 「で、おまえは何を悩んでんだ」

 「え、あれ、なんで?」

 「それで隠してるつもりか、あほうっ」

こつんと頭を小突かれ、郁はバツの悪そうな顔をした。

 「なんでばれるんだろう」

 「ばれないと思っていること自体がおかしい」

そもそも、顔に出やすい性質なんだから、仕方ないだろう。

と続いて、郁はがっくりと肩を落とした。

 「言いたいことがあるなら言ってみろ」

 「うう、あの、じゃあ、聞きますけど・・・」

郁は、しばらく逡巡した後、思いきって口を開いた。

 「教官は、ほんとはお風呂上がりは裸がいいんじゃないですか?!」

 「・・・・は?」

一瞬、ぽかんとあっけにとられて、郁が何を言ったのか理解できな
かった。

 「あ、いえ、いつもはきちんとバスロープを着てますけど、け、結婚
  したら家のお風呂に入るわけだし、そんな、自宅にバスロープとか、
  あるわけないって言うか、あったらおかしいって言うか・・・
  あ、それに、ほら、夏場の空調とか、ホテルみたいにガンガン冷やす
  わけにもいかないから、だから、あの、家でくつろぐために裸とか、
  パンツ一枚の方がいいって言うんだったら、早めに訊いておかないと
  心の準備が・・・」

 「そんな準備いるかっ!!」

気がついたらげんこつを落としていた。

 「ったーっ、外では手加減してくださいよぉ」

涙目で訴える郁に、堂上は苦虫をかみつぶした顔でじろりとにらんだ。

 「誰がおまえにそんなことを吹き込んだんだ?」

お調子者の特殊部隊が面白がって吹き込んだ可能性は、十分あり
得る。

だが、郁の口から洩れた名前は、意外な人物だった。

 「誰って・・・子供の時から見てましたもん、兄ちゃんたち・・・」

笠原家の三兄弟は、郁が思春期を迎える中学生まで、風呂上がりは
下着一枚で涼んでいたらしい。

「家に居る時ぐらい、好きな格好させろよ」

という3人に、

「目が腐るから、見たくないものを視界に入れないで」

と応戦して、投げっぱなしをくらったという。

 「でも、うちの兄たちだけ特別かもしれないと思って、進藤三監の
  奥様に話を聞いたら」

進藤三監、真っ裸で出てくるって聞いて・・・。

郁が、真っ赤になって顔を伏せる。

・・・ったく、あのおっさんは。

それは、聞いた対象者が悪すぎる。

夏場の風呂上り、下着姿で過ごす気持ちよさを知らないわけでは
ないが、どうしてもそうしたいというわけではない。

郁が嫌がるのならば、なおさらだ。

堂上は、郁の頭をポンポンと撫でた。

 「おまえが嫌だというならしないから、心配するな。別にそういう趣味
  もない」

「ほんとに? 無理してない?」

俯き加減から上目遣いに伺ってくるなど、ココが外でなければどうにか
したいところだった。

 「無理はしてない。そもそも、それだったら今までだってそうしてる」

あからさまにホッとした顔の郁が、ようやくいつもの笑顔を取り戻した。

 「よかったぁ、別に嫌じゃないけど、やっぱりちょっと、目のやり場に
  困るって言うか」

ほんとに、安堵した顔の郁に、

「おまえが裸でいたいっていうんなら止めんぞ」

と、言ってみると、一瞬で顔が煮上がった。

「そ、そんな恥ずかしいこと、出来ませんっ」

あたふたする郁を見ながら、これが日常になる近い未来を思うだけで、
幸せな気分になった。


Fin


進藤夫妻編を踏まえて(*^^)v

堂上は実家で裸でうろうろしてたら、静佳さんに何されるかわからない
と思う(笑)


☆ 郁ちゃん可愛いなあvvv
  堂上サンの緩んだお顔が目に見えるようです。(笑)


※ 当方は、ありままさんから掲載許可を頂いております。
  こちらからの勝手なお持ち帰りはご遠慮くださいませ。


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