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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

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小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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図書特殊部隊 新隊員歓迎会編

今回の図書館SSは「図書館革命」のエピローグの後。
堂上教官となった郁が無事教官を務め上げ、新隊員の教育期間が
終わった頃の話です。
んで。 図書特殊部隊に新隊員が入り、その歓迎会での一幕です。
あ、そう言えば、堂上夫妻を書くのは初めてですワ。
相も変わらずベタベタです。(笑)

図書特殊部隊 新隊員歓迎会編

郁が全国初の女子隊員として図書特殊部隊に入って6年。
何年もの間、図書特殊部隊の「紅一点」だった。

郁の場合は生来の性格も有り、3人の兄に囲まれて育ったので、
男ばかりの環境にそんなに抵抗を感じることも無く、自然と馴染む
ことが出来た。

それに、自分の時は堂上が過保護と揶揄されるほど細やかに気を
配ってくれた。

それが、単に初の女子隊員だからなのか、それとも郁が最初から堂上の
特別枠にいたからなのかは、本人に確認しなければ分からないけれど。

今回、教育隊から2名の新隊員が図書特殊部隊に抜擢された。
郁の教育隊から、男子1名。 手塚の教育隊から、女子1名。

図書特殊部隊の全体から見たら、まだまだごく少数の女子隊員。
郁はパイオニアとして、後に続く女子隊員を他班であっても気に掛けて
いた。

それで今日の歓迎会でも、手塚の教育隊より特殊部隊に入隊する
女子隊員の隣に座った。


 ***


「堂上教官って、ホントにお酒、弱いんですね」

「ん...ごめんねぇ...」

宴会はまだ中盤だというのに、郁は隣の女子隊員の肩に頭をもたれ
させてウトウトしていた。

憧れの堂上教官の隣に座れただけでも、幸せだと思っていたのに
こんな風に知らなかった一面を見せてくれるなんて、何だかとっても
嬉しい。


郁の向かいには郁の教育隊から抜擢されたもうひとりの新隊員の彼が
座っていた。
彼は、郁から目が離せずその場で固まっていた。

教官の堂上郁は...彼にとって最も苦手な存在で。
小言は多いし、すぐに腕立てやらせるし、ゲンコツは落とすし。
普段は女を感じさせることなんてないのに。

けれど、今向かいに座って無防備な顔をさらしているのは...
伏せた睫、ピンクに染めた頬、薄く開いた唇、微かに感じる吐息。

「こんなん、反則」

彼は口の中で小さく呟いた。


 ***


「郁」  
  
と。そこに郁の夫、堂上一正が現れた。

「「どっ、堂上一正っ!」」

二人の新隊員は同時に声を上げた。

かの堂上一正は、図書特殊部隊・玄田隊長の懐刀と言われ、新入隊員
には雲の上の存在である。

彼は郁の横に回り込むと「しょうがないな」と優しく郁の腕を取った。

「ん...今日は篤さんが一緒だったから気が緩んだかな...」

郁は、呟きながら彼の首に両腕を絡めて立ち上がる。
その仕草があまりにも自然で...
 
「世話を掛けて悪かったな」

彼に声を掛けられた女子隊員はブンブンと首を振った。

「いっ、いえっ! とんでもございません!」

彼は足のふらつく郁を庇うように肩を抱いて...そして二人はそっと宴を
抜けて行った。
  

女子隊員は、何だか見てはいけないものを見てしまったような気がして
いたたまれず、思わず顔が赤くなった。

「あの~、堂上ご夫妻って、結婚してどれくらいになるんですか?」

赤くなった頬に手をあてながら、側にいた手塚に尋ねる。

「確かもう1年は経ってるな」

「はぁ~、1年経っててもあんなですか...」

手塚がニヤリと笑った。

「お前ら、あのくらいの「堂上夫妻のベタ甘劇場」におたおたしてたら、
 これから先、特殊部隊ではやってけないぞ」
  
その時、手塚の上から声が掛かった。
  
「へぇ~手塚も言うようになったもんだね」
  
手塚がその声に振り返る
  
「小牧一正!」
  
「それで?手塚の方の「ベタ甘劇場」はどうなったの?」
  
「なっ、何ですか!それっ!」
  
途端に余裕を無くした手塚に、女子隊員は驚き顔だ。
  
すると、あちこちの先輩隊員から手塚に声が掛かる。

「あんな美人をキープしておくとは、なんて贅沢な!」

「手塚ぁ~お前、柴崎をいつまで待たせる気だ~?」

「そうそう。柴崎、言ってたぞ。もう、待ちくたびれたってな。」


「えっ!柴崎がっ?ホントに!?」

手塚は思わず大声を上げた。

「ああ。言ってたぞ。注文した通販の品が届かなくて待ちくたびれた
 ってな!」

ニヤリと笑って言われた手塚は、そのままテーブルに突っ伏した。


「何か、楽しそうな職場だね...」

堂上夫妻にあてられて顔を赤くしていた女子隊員が、もう1人の新隊員に
話しかけた。

「あ、あぁ...」

上の空の返事に、話しかけた女子隊員は怪訝な顔をして見返す。
向かいに座る彼の顔はぼーっとしていて、心ここにあらずといった風情
だった。



  ☆ 特殊部隊の皆の次のオモチャは手塚でしょう(笑)
    でも、玄田隊長のオモチャはきっと一生、堂上だと思います。



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コメント

今日初めてここに来たんですけど、とってもおもしろかったです!!いっきに読んじゃいました☆
次回も楽しみにしてます(●^^●)

わぁ・・・・・・。
とっても面白かったです。
できれば、これの続きが見てみたいなぁと思いました。

こんばんはv遠村です。
結婚後の郁ちゃんは絶対モテモテ期に突入すると思うんですよね~。ふと見せるしぐさとか、無防備さに女性らしさが出てきて「笠原ってこんなんだったけか…?」みたいに(笑
ヤキモチ焼く堂上教官も見てみたい気もしますね^^

またお邪魔しますv
素敵なお話ありがとうございました~vv
頬が緩みっぱなしです。


手塚はいじられキャラ期突入か(笑

結婚して1年経ってあの仲の良さはすごいですね~ 

手塚もこんなに言うようになったのかと驚きました(笑)

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