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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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堂郁の日SS 「堂上サンのジュエル・ボックス」

今年も来ました10月19日、堂郁の日vvv
この日くらいは...と、SSを書いてみました。(笑)

ちなみに "ジュエル・ボックス" とは、もちろん郁ちゃんのコトで
ございます。

私は毎度毎度、タイトルにはすごーく悩むのですが、悩んだ挙句の
タイトルがコレって...(笑)

それでは、郁ちゃんにめろめろの堂上サンをどぞvvv



「堂上サンのジュエル・ボックス」


正化34年の秋。

日本中の耳目を集めた当麻事件で被弾した堂上が退院し、3ヶ月
ぶりに特殊部隊に復帰した。

堂上が戻ったときにはすでに、小牧の小さな親切おかげで郁と付き
合い始めたことは隊中に知られていた。

別に隠すつもりはなかったのでそれはまあ良いとして、横断幕は
全く持って大きなお世話だった。

もちろん、玄田隊長をはじめ仲間たちが祝福してくれているのは
分かっている。

よって、堂上も本気で怒るワケにも行かず、仲間たちもそれが
分かっていて堂上の文句をにやにや笑いで聞いているのだった。

そして今夜は、堂上の復帰祝いの呑み会が開催されることに
なった。

元々、特殊部隊は酒好きの集まりで何かと理由をつけては呑み会が
行われており、今回も"復帰祝い"という名目のただの呑み会である
のは明白だった。



宴もたけなわになり、もう誰も今日の主役のはずの堂上のことなど
気に掛けてはいない。

堂上はいつも座敷の出入り口近くに座り、料理や酒の注文や受け
取りなど細々と動いているが、今日ばかりは上座に座らせれた
おかげでゆっくり酒が飲めている。

その堂上の隣には郁がちょこんと座って、チューハイをちびちびと
飲んでいた。

ふと、郁の口数が少なくなったことに気付き隣を見ると、郁の頭が
ふらふらと揺れている。

今日はそんなに飲んでいるようには見えなかったが、オチる寸前か。

堂上はさり気なくそっと郁の頭に手を回し、その頭を自分の肩に
乗せた。

そして、目の前の自分のグラスをあおろうとしたところで、はす
向かいに座って居た小牧と目が合った。

 「...何だ?」

ぐいっと呑み干してぶっきら棒に言うと、にやにや笑いを
返された。

 「なーんにも。ただ、笠原さんが寝オチてるのを見るの、
  久しぶりだなーって思ってね」

 「久しぶりなのか?」

 「堂上の入院中はあんまり呑み会に来なかったしね。それに
  来ても寝オチして誰かに負ぶってもらうようなことはなかった
  から」

それまでからかうような口調だった小牧が、優しく笑う。

 「今日は堂上が隣に居て、気が緩んだんだろうね」

そのとき、うとうとしていた郁の目がうっすらと開いた。

 「あっ、ごめんなさい。あたし眠ってました?」

 「ああ。でも、ほんの数分だ」

それからの郁はウーロン茶しか注文せず、ずっと起きたまま
だった。

 「お前、もう酒は飲まないのか?」

堂上が訊くと、胸を張った郁が笑顔を見せた。

 「退院したばかりの堂上教官に負ぶわせるわけには行きません
  から」

堂上はほんの少し落胆したが、その心情を表に出すことなく
「そうか」 とだけ答えた。


呑み会が終わり、店の前では二次会に参加する者と帰る者とが
二手に分かれて流れていた。

 「えっ、堂上二正、二次会には行かれないんですか?」

起きてしっかり意識のある郁を見て、手塚はてっきり堂上は二次会
に参加すると思い込んでいたようだった。

 「ああ。退院したばかりだしな」

堂上の返事に傍目にも分かるくらいがっかりしていた手塚の肩に、
小牧ががしっと腕を掛けた。

 「こらこら手塚。ヤボなこと、しないの」

小牧が笑って 「じゃあ」 と手を振り、手塚を二次会に行く仲間
たちの方へ引きずって行った。

 「堂上教官、あたしちゃんと自分で帰れますよ?二次会に参加
  されたら?」

小牧と手塚の後姿を見送りながら言う郁に、堂上が首を振った。

 「いや、いい。今日はお前と一緒に帰る」

堂上の言葉を聞いて、郁が嬉しそうにうなずいた。

これまで、呑み会の度に郁を負ぶって歩いた道を、今日は2人
並んで歩く。

まだ秋といえる季節だが、夜はさすがに肌寒い。

 「お前、寒くないか?」

 「全然。暑いくらいですよー」

ほんのり顔を赤くした郁が楽しそうに笑う。

しばらくは何とはなしな軽い会話を交わしていたが、不意に郁が
静かになった。

堂上が怪訝な顔で隣を窺うと、立ち止まりうつむいた郁が言い
募る。

 「どっ、堂上教官!...寒かったら、あたしにくっついてると
  あったかいですよっ」

自分から誘うようなことを言っておきながら、郁の顔は真っ赤
だった。

苦笑した堂上は郁の手を引き、そのまま目に付いた公園に向かう。

ほどほどの広さのその公園は、さすがに今は人っ子ひとり居ない。

堂上は木の陰のベンチに郁を誘い、2人並んで腰掛けた。

そっと両手で郁の頬を包み込むと、郁がうっとり目を閉じた。

何度も、唇を重ねる。

やがて身体の力が抜けた郁から唇を離し、背中に腕を回して抱き
しめた。

 「堂上教官が退院してから、初めてのキスですね」

胸元で囁かれ、思わず外泊に誘いたい衝動に駆られたが、そっと
身体を離した郁に「そろそろ行かないと門限に遅れちゃいますね」
と言われてしまった。

郁の言葉には、言葉以上の意味はないのだろう。

まあ、いいか。これからはずっと一緒に居られるのだし。

堂上は郁を促して立ち上がった。

しかし、キスより先に進むのにこの先まだ数ヶ月の期間を要する
とは、このときの堂上は思いもしなかった。


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コメント

りかさん、かわいい堂郁をありがとうございました!
この天然小悪魔めッ❤️←まぁまぁ、そこも好きなんでしょ?みんな知ってる(笑)
今夜は、飲み足りないと缶ビールを煽りつつ次のステップをあれこれ考える堂上教官と、背負われて帰寮しなかったことを柴崎に誉められて、満面の笑顔でベッドに飛び込む(秒で就寝)郁ちゃんが見られそうですね~
小牧さん達が見ていた映像を是非、配信してほしい~!!
と、超久しぶりにコメント書かせていただきました~m(__)m

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