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「Love & Love」 通販中

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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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マイ・レイディ 堂郁 Ver.

今回の図書館SSは 「マイ・レイディ 堂郁 Ver.」 です。
DVD3巻のブックレット 「マイ・レイディ」 のときの
堂郁サイドの話&後日談です。
とゆーわけで、思いっきりネタバレしてます。

マイ・レイディ 堂郁 Ver.


 「堂上教官、今日課業が終わったら相談があるので少しお時間
  頂けませんか?」

給湯室でコーヒーを淹れていた堂上は、郁にそんなことを言われて
驚いたように目を瞠った。

この日の堂上班は館内警備で、郁と小牧がバディだった。

郁は巡回から戻ると、給湯室に向かった堂上のあとをさり気なく
追って来たのだ。

 「何だ? 改まって。大事な話か?」

郁は一瞬、躊躇したが頷いた。

 「はい。大事な話です」

 「分かった。じゃ、いつものカフェで」

そこは最近みつけた店で、カモミールティーを出すので二人の
お気に入りになっているカフェだった。


 ***


業務後、堂上がその店に行くとすでに郁はいつもの席で待っていた。

注文は堂上が来るまで待っていたらしく、郁は堂上に
「ケーキセットで良いですか?」 と訊くと、二人分の注文をする。

そして、カモミールティーのケーキセットが来ると郁はおもむろに
切り出した。

 「あの、小牧教官のことなんですけど...」

郁は今日の小牧との巡回中に有った出来事を堂上に話した。

話を聞いた堂上は腕を組んで少しの間考えているようだったが、
しばらくすると郁に向き直った。

 「分かった。今夜、俺が小牧と話す。お前はもう気にしなくて
  いいから」

 「えっ? でも、あたしだって小牧教官のこと心配なのに...」

郁は何気に不満顔だ。

 「いいから俺に任せろ!」

郁がジト目で堂上を睨んだ。

 「だからっ! お前に説明したって複雑な男の気持ちなんて
  分からないだろ?」

 「何であたしには分からないって決め付けるんですかっ!」

 「それはだな...」

堂上が頬杖をついてそっぽを向いた。

 「現に今だってお前、男の気持ちが分かってないだろうがっ!」

 「え...今って?」

郁が首を傾げた。

 「小牧はお前の上官で俺の親友だ。 けど、自分の恋人が目の前で
  他の男のことを心配してるんだぞ。
  そんな男の気持ちがお前に分かるのか?」

 「でっ、でも、小牧教官のことですよ?」

驚いたように言う郁に、堂上はため息を落とした。

郁が小牧のことを好きなのは知っている。 
勿論、上官としてではあるが。

けれど。

彼女から 「大事な相談がある」 と言われて何だと思ったら、それが
小牧のこと...要するに他の男のことだったときの彼氏の気持ち
なんぞ、お前は考えもしないんだな。

 「あの...」

郁が堂上の顔を覗き込んだ。

 「あたしが好きなのは堂上教官で、あたしの恋人は堂上教官だって、
  ちゃんと分かってますよね?」

そんなことを真顔で、しかも人が少なくもないカフェで、
小さくもない声で言うものだから。

...撃沈したのは堂上の方だった。


 ***


後日。

堂上班にローテーションで館内警備が回って来た。

この日のバディは 「堂上&手塚」 「小牧&郁」 だった。

気を遣わせちゃったかな?

郁と巡回しながら、小牧はそんなことを思った。

郁は先日の巡回での小牧の態度など、まるで何も無かったかの
ようだ。

小牧は郁と並んで歩きながら前を見たまま言った。

 「笠原さん、こないだは心配させちゃったみたいでごめんね?」

郁が目を瞬かせたような気配がした。

小牧が郁に顔を向けると、郁がふわりと微笑んだ。

 「いいえ。でも、小牧教官も人間だったんだなーって思いました」

 「あれ? 俺って今までそんな聖人君子に見えてたの?」

 「はい」

生真面目に肯定の返事をした郁に、思わず笑いが漏れた。

 「だから、そんな小牧教官もちょっと新鮮でしたよ」

この恋人達は似たようなことを言う。

それに...と郁が続ける。

 「何でもあたしは 『 繊細なオトコ心 』 を解さない女だそうですから」

 「それ、堂上が言ったの?」

 「そうです」

ちょっとふてたように言う郁を見てくすくす笑った。

堂上が郁にどんな顔をしてそんなことを言ったのか、想像して
しまったからだ。

 「でも、あたしだって、男心は分からなくても女心はちゃーんと
  分かるんですから!」

 「女心?」

訊いた小牧に、郁が何となく自慢げに言った。

 「あたしと毬江ちゃんと柴崎の3人で 『 女だけのナイショの話 』
  したこと有るんですよ?」

確かに、この図書館という場所で3人が顔を合わせる機会は結構
有るだろう。

けれどそんな話をするほど親しいとは知らなかった。

小牧は知らないことだが、以前小牧が査問に掛けられたときに
毬江を家まで迎えに行ったのは郁と柴崎だった。

 「どんな話したの?」

 「ナイショの話だから内緒です。でも、女のキモチを甘く見てると
  痛い目に遭いますよ?」

小牧が面白そうに 「肝に命じておくよ」 と答えると

 「そこんとこ、堂上教官にもよーく言い聞かせといて下さいねっ!」

郁があまりにも真剣に言うものだから、思わず吹き出した小牧だった。


 ☆ ホントは別のを書いていたんですが 「マイ・レイディ」 を読んで
    どうしても書きたくなっちゃいましたvvv
  
    いつもは小牧サンが堂郁の心配をしているのに、今回は
    堂郁が小牧サンの心配をしてて、何かとても新鮮でしたよん。
  

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