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「Love & Love」(2017/10/8 発行)                                        通販いたしております。                                                                                                   ご希望の方はメールフォームか                                          メールアドレス rikapengin2010@yahoo.co.jp                                     にてご連絡くださいませvvv

堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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堂上夫妻 初出勤の巻

今回の図書館SSは 「堂上夫妻 初出勤の巻」 です。
時期は堂郁が結婚して堂上夫妻となり、初めて
出勤した日の特殊部隊事務室でのヒトコマです。

10/13 一部、加筆修正しました。


堂上夫妻 初出勤の巻


今日は、堂上と郁が結婚式のあと2泊3日の短いハネムーンを終え、
夫婦となって初めての出勤日だ。

郁は " 二人揃って出勤 " なんかしたら、又隊の連中に何を
言われるかと警戒したが

 「アホか!お前。これからずっと同じ家から出勤するんだぞ。
  そんなもん気にして一々ずらしてどうする?」

という堂上の一言で片付いた。


 ***


二人揃って特殊部隊事務室に向かう。

そして堂上が扉を開けようとノブに手を掛けた。

 「なっ、何か緊張しますね!」

後ろに付いていた郁が言う。

堂上はノブに手を掛けたまま振り返ると、郁の額を軽くつついた。

 「アホウ、大丈夫だ」

堂上の笑顔につられて郁も笑い、ドアを開けたその時...

パァン!

聞き覚えのある音に、見覚えのある色とりどりのテープ。

 「結婚、おめでとう!堂上夫妻!」

からかい成分が少しだけ含まれたいくつもの声に祝福される。

二人は思わず奥に目を向けたが、そこはいつも通りで横断幕などは
無かった。

その代わり小牧が二人の前に進み出て、郁に白とピンクの花束を
差し出した。

 「これ、隊のみんなから」

 「あっ、ありがとうございますっ!」

郁は目を瞠り、驚いたような顔で花束を受け取った。

 「発案者は隊長だよ」

どうやら結婚式での悪ふざけの詫びらしい。

 「なら、言われたのは俺なのに何で詫びは笠原に、なんだ?」

堂上の問いに先輩隊員の声が答える。

 「隊長は笠原のこと、可愛がってるからなー」

堂上が何とも複雑そうな顔になった。

 「まあまあ、隊長は堂上のことも十分カワイがってるじゃないか」

笑い含みに言われ、微妙にニュアンスの違う 「かわいがる」 に、
堂上が仏頂面になった。


隊長はお前らが可愛いんだよ。


玄田と郁は相性が良い。

郁の無鉄砲なところは玄田の無茶に通じるところが有って、それを
玄田が愛しんでいるのは隊の誰もが知っている。

そして玄田が何かと使い勝手の良い堂上班を重宝しているのは
事実だ。

全員の戦闘能力の高さはモチロンのこと、その上図書館員に偽装
しても不自然さが出ないというのは貴重だ。

それに加え、堂上班は特殊部隊唯一の女性隊員を含んでいる。

女性絡みの事件では、同性である女性の存在は不可欠だ。

ブツブツ文句を言いながらもきっちりこなす、実務能力に長けた班長。

その班長と同期同格で名コンビと言われる副班長。

しかも、堂上班には業務部とのパイプが有る。

郁の親友の柴崎がただの図書館員でないことなど、隊内では
誰もが気付いている。

あの鈍い郁が察していること、精鋭揃いの特殊部隊員が気付か
ないわけはないのだ。

もともと郁が入隊する前から玄田に便利に使われていた堂上だが、
今の班編成になって隊長直属のような立場になってしまっている。


 「本当にありがとうございます。とっても嬉しいです。
  あたし、ホワイトデーも都合良く忘れる人達に、こんなことして
  貰えるなんて思ってもいませんでした」

そして、郁は悪戯っぽく笑って事務室を見渡した。

 「今度のバレンタインデーにはキットカットより良い物を
  用意しなくちゃ!」

これには堂上が意外そうな顔をした。

 「お前、まだバレンタインデーにチョコをばらまくつもりなのか?」

すると、郁が答える前にあちこちから抗議が上がる。

 「義理チョコも許さないとは、どういう亭主関白だよ!」

 「堂上、お前自分が結婚したからってココロが狭いぞ!」

 「一応、これでも特殊部隊の紅一点なんだからな!」

 「一応っ!? これでもっ?!」

今度は郁がふくれっ面で食って掛かる。

堂上が怪訝そうに言った。

 「結婚した女からでもチョコとか欲しいもんか?」

隊員達が一瞬、ぐっと詰まった。

 「堂上!そりゃ笠原はもうお前のモンなんだろうけどなっ!」

 「お前、結婚式のこと、まだ根に持ってるんだろう!」

やいのやいのと上がる抗議の声をいなす堂上に、小牧が感心した
ように言った。

 「へえ、堂上も言うようになったもんだねぇ」

堂上が憮然とした声で言う。

 「当たり前だ。いつまでも遊ばれてたまるか!」


そして。


 「良かったな」

堂上が花束を抱き締めていた郁の頭を軽く撫でた。

 「だーっ!お前らいちゃいちゃするんなら家に帰ってからやれよー」

 「そうだそうだ!見せ付けんな!」

堂上が郁の頭に触れるのはもう、入隊当時からのことだ。

けれど、これまで頭に触れたくらいでこのようなヤジが飛んだことは
無かった。

それなのに、何で今は? と、思ったのは手塚だ。

 「堂上一正が、笠原の頭を叩いたり撫でたりするのはもう入隊当時
  からのことなのに、今更何でですか?」

真顔で訊いて来る手塚に先輩達が失笑した。

 「お前、ホントにこーゆーことに鈍いんだな」

 「付き合う前とその後じゃ、こいつら、全然違うだろうが!」

郁の入隊後、堂上と郁の因縁を知ったうえで、あの微妙な間合いの
二人を 「頭に触れた」 くらいでからかうような輩は、柴崎いうところの
「大人の集団」 にはいなかった。

それから皆、ずっとこの二人をまどろっこしい思いをしながら見て来た。

その後、堂上と郁が付き合い出したときには

 「やっと落ち着くところに落ち着いたか」

という安堵が隊内の大勢を占めた。

そして。

1ヶ月にも渡る根の深そうなケンカをしていたと思ったら、
あっという間に結婚。

からかいに拍車が掛かるのは致し方ないところだ。


手塚はますます分からないといった顔で、これまた真面目に訊いた。

 「違うって何がですか?」

手塚の肩に先輩がポンと手を乗せた。

 「お前と付き合う女は大変かもな」

ドッと事務所内に笑いが起きて、その中で手塚だけが仏頂面だった。


 ☆ 郁と結婚したあとの堂上サンは無敵です。(笑)
   とゆーわけで、隊内の次のオモチャは手塚クンになるでしょう。
  (ウチではね)vvv


 ☆ どうしても気になったので加筆修正しました。
   
   堂郁が付き合う前に隊内でからかわれたのは、二人して
   お出かけモードの服装だった、当麻事件勃発のときだけ
   でしたよね。
   
   でも、付き合い始めてからは横断幕もさることながら、
   「お揃いの指輪をしたらまた隊のみんなにからかわれる」 と
   郁ちゃんが言っていますから、作中にはあんまりそんな描写は
   有りませんでしたが、結構からかわれる機会が有ったのかなー
   と気付きまして。

   だから、修正前の   
   『付き合ってからの見てる方が恥ずかしくなるような
    甘さを前に、ヤジなど飛ばせようハズもない。』
   というのは、違いますよねー
   
   でも、堂上サンが郁の 「頭に触れる」 のは日常茶飯事で
   今更 「それ」 で、からかわれることは無かったんじゃない
   かと思うんです。

   で、手塚は他のことでならともかく 「それ」 でからかいのヤジが
   飛んだのが不思議だったと...
 
   こうやって説明をしなくても (しても不安ですけど) 伝わるように
   書けたらなーって、いつも思います。
   
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