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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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新隊員歓迎会 その後

今回の図書館SSは『図書特殊部隊 新隊員歓迎会編』の
その後の話です。
「続きを見てみたい」と、コメントして下さったのが
嬉しかったので書いてみました。
気に入って頂けると嬉しいです。

新隊員歓迎会 その後

図書特殊部隊に配属されて初めての公休。
こないだの新隊員歓迎会から堂上教官のことが頭から
離れない。

こんなことじゃダメだと自分に言い聞かせるが、思考は
無限ループをたどる。

 寮の部屋に居るとエンドレスで悶々と考え込んでしまいそう
なので、気晴らしに出掛けることにした。


 ***


駅に着いた。

 「あれ?」

聞き慣れた声に振り向くと、今自分の頭の中を占領している
本人が居た。

 「どっ、堂上教官!」

思わず敬礼する。

それを見て、郁がくすりと笑いを漏らした。
  
 「私服で敬礼するな、しかも外で、周りに何事かと思われる
  だろうが」
  
笑いながら、まるで何かを読み上げているような調子だった。
  
 「は?」

郁は、怪訝な顔をする男子隊員に「ごめん、ごめん」と笑った。
  
 「あたしもね、前に外で敬礼してちゃって。そう言われたことが
  有ったから...それより」

笑いを納めて向き直る。

 「最近元気ないけど、何かあった?」

 「いっ、いえ」

真っ直ぐに自分の目を見て問い掛けられて、思わず目を
逸らしてしまった。

 「あたしじゃ、相談相手にならないかな?」

自分を気に掛けてくれているんだと思うと、少し嬉しい。

 「大丈夫です。もし、何かあったら堂上教官に相談します」

郁の顔がほころんだ。



 「あ、篤さん。早かったね」

郁の目線をたどって後ろを振り向くと、堂上一正が自分の
すぐ後ろに来ていた。

敬礼をしかけてさっきのことを思い出し、慌ててぺこりと頭を
下げる。

 「おう」

笑って気軽に応じてくれた。

 「それじゃあ...」と言って、ふたりは並んで駅の階段を
登って行った。


何気なく見送っていると、堂上夫妻の会話が漏れ聞こえて来た。

 「お前、まだあんなこと、覚えてたのか」

 「あんなことって?」

 「『私服で敬礼するな』ってやつ」

 「あ、聞こえてた?」

郁がちょっと照れくさそうに笑う。
  
 「だって!初めてのデートの、篤さんの第一声だったん
  ですよ? これ。 ...て言うか、篤さんも覚えてたんだ」

声に嬉しさが滲み出ていた。

 「...まあな」 

それに返す言葉はちょっとぶっきらぼうだったが、それは
明らかに照れ隠しに見えた。
 
篤が郁の手を取った。
ごく自然に手が繋がれる。
  
その時、篤を見る郁の横顔がちらりと見えた。
  
ふ~ん。 あんな顔もするんだな。

それは穏やかな、ちょっと照れたような、優しい女の顔だった。


堂上夫妻が行ってしまっても、そのままその場に立ちつくして
いるといきなり背後から女の声が掛けられた。

 「同期のよしみで言うけどね!」

振り返ると、図書特殊部隊の唯一の同期の女子隊員だった。

 「あんた、堂上教官のこと、諦めた方が良いわよ」

 「何のことだ?」

精一杯、内心の動揺を隠してとぼけた。

 「ふーん。あんた、自分では気付いてないんだ?」

 「何を?」

 「自分が堂上教官をいつも目で追ってるってこと」

 「えっ...」

他人から言われるまで、全く自覚が無かった。

 「まあ、堂上教官は視線の意味なんて、全然気付いてない
  みたいだけどね。
  でも、あたしの他にも気付いている人、居ると思うわよ」

多分、それが他の誰でもない堂上一正だとは言わないで
あげるけど...

 「堂上一正に敵うと思ってんの?」

 「そんなこと、分かってる」
  
ふてくされたように言った。

 「でも、見てることくらい、良いだろ?」

 「不毛ね」

バッサリ切られた。

  
 ***


ふたりが改札を抜けた時、篤が苦笑まじりに呟いた。

 「俺も大概、大人気ないな...」

 「え、何が?」

郁が怪訝な顔で篤を見返す。

 「お前は分からなくて良い」

そう言うと、小さく笑って郁の髪をぐしゃっと混ぜた。


 ☆ やっぱりベタベタ堂上夫妻(笑)


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コメント

とってもおもしろかったです!!
また、続きを見てみたいです☆

うわ~
面白かったです。
これ、シリーズものとかにしても面白いと思いますよ。

面白いです!
シリーズものにしてほしいです!!

堂上教官、気づいてての会話だったのか!!
大人げなさがめちゃめちゃかわいいです。
柴崎見てたら悶絶だぁ!

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