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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
好きなマンガ
持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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SS、頂きましたvvv

この度、カイヤナイト*藍晶石* の紗乃さんより、とても
ステキなSSを頂いちゃいましたvvv

「リンクお礼を兼ねたバースディ・プレゼント」 と仰って下さり
とても太っ腹でいらっしゃいます。(笑)

リンクは "相互" にして頂いているのでお互いさまですし、
ぢつわ、紗乃さんのお誕生日も4月なんですよねー

貰いっぱなしでホント申し訳ないです。

でもやっぱ、自分だけで楽しむのは勿体ないので、紗乃さんの
了解を得て公開します!

うふふ~ あまーいあまーい堂上夫妻デスvvv



Dear every day


うららかな春の日差しが差し込む休日の昼下がり。
全開した窓から、少し肌寒いけれど清々しい空気が
冬の間の淀んだ空気を入れ替えてくれているようだ。
そんな中、リビングで一枚、一枚衣類を畳みながら
微笑みを浮かべる郁の姿があった。

「どうかしたのか?」

衣替えついでに、押入れの荷物の入れ替えを行っていた堂上が
郁へと問いかける。

「何が?」

堂上の問いかけの意味がわからなかったのか、郁が首を傾げる。

「嬉しそうにしているから・・・・・・」
何か良いことあったのか?
そう堂上が問いかけると、郁が微かに頬を染めて俯いた。

これは何か意味があるのだろうと、堂上は郁の側に移動し、
さあ、吐け。とばかりにわざと真正面に座った。

「う・・・」
言わなきゃ駄目?
と可愛らしく上目遣いでお願いをしてみるが
昔はともかく、夫婦になって1年以上過ぎていると
通じなくなってきたようだ。

意地の悪い笑みを浮かべて、堂上は揺るがない。
それどころか・・・・

「身体に聞いても良いんだぞ」

などと、言ってくる始末だ。
新婚当初は、郁が恥ずかしがるため、滅多にそんな発言など
しなかったが慣れてくるに従い、郁の反応を見るようにわざと言う。

ううぅ~、と郁が悩んでいると、痺れを切らしたのか
堂上が郁の身体を強引に引き寄せた。
あぐらをかいている堂上の足元に移動させられ
横抱きにすっぽりと抱き締められる。

「・・・・・・・篤さん」
郁の呼びかけに「ん」と肯いて、堂上は小さく微笑む。
その堂上の表情に、郁は内心絶叫を上げる。

 その表情は卑怯です!

結婚してからわかった事だが、元々構いたがりの堂上は
抱き締めるのが好きなようで、暇があれば郁を抱き締めようとする。

最初は恥ずかしかったが、慣れてくると堂上の腕の中が安心する
ため時々郁から抱きついてくるようにもなった。

そして、これが堂上なりの甘えなのかもしれないと郁は時々思う。
今のようにからかい調子ではなく、無言で抱き締める場合があるのだ。
郁を抱き締めて、微かに安堵する姿は、なぜか抱き締めたいと思う。


けれど今はそんな優しい状況ではない。

堂上の楽しげな様子と背中に添えられた手の動きが、
先程の発言が冗談ではないと言っている。

昼日中からはベッドの住人になるのは避けたいし
何より衣替えを今日中に終わらせなければならない。

「・・・・・本当に、たいした事じゃないんですよ?」
恐る恐る郁が堂上の表情を伺うと、その様子に堂上が苦笑を
浮かべた。
「ああ、でもお前的には嬉しい事だったんだろう?」
それなら俺は知りたい。

まっずぐに見つめられて囁かれた言葉に、郁は真っ赤になった。
結婚して何が一番困ったかと言うと、隠す必要がなくなったためか
堂上がストレートに物を言うようになったことだ。
郁は先程とは違う意味で恥ずかしくなる。

「郁?」
動悸が激しい時に、そんな優しい言葉を耳元で囁かないで欲しい!

「ん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・ったな、って」
あまりにも小さな声に、聞き取れなかったのか
堂上が耳を寄せてきたので、お返しとばかりに
耳元で大きな声で叫んでみた。

「だから、家族って言うか、夫婦になったなあって実感したんです!」
「・・・っ!なんだって?」
郁の言いたい意味がわからなかったのか、大きな声に眉をひそめ
ながら堂上が問いかけた。

「実感した・・・・・って、お前は今までどう思ってたんだ?」

「・・・・・・・っ!お、思ってますよ!
 ただ、前の衣替えの時はまだお互いの物に関してわからないから
 自分の分は自分でしたじゃないですか」

夏物から冬物へは引越しした時に、整頓したはずだが
すぐ必要なものではないため、奥に仕舞いこんでしまったのだ。
そのため、各自が探し出し整頓する羽目になったのだった。

男性である堂上はそんなに量が多いわけではないため
時間がかかるものではなかったが
女性である郁は堂上以上に大変な目にあったのを覚えている。
元々整理整頓が得意と言う訳ではないので、あまりに酷い状況に
最後的には堂上が手伝っておわったのだった。

「昔、衣替えってお母さんが皆の分してたんですよ
 大きくなって自分でする部分もあったけど
 それでも洗濯とか時期とかはやっぱりお母さんがしてて・・・」
「そうだな」
郁の言葉に、堂上も肯いた。
家族と暮らしている時は、堂上もそんなようなものだ。
寮に入り、独り立ちをしてから必然的に自分でするようになった。

「さっき、自分の分だけでなく、篤さんの分も一緒にしてて
 こんな風に自分以外の分も入れ替え出来るのって
 家族になってないと出来ないじゃないかなって・・・
 だから・・・なんとなく、本当の夫婦になったんだなって・・」

真っ赤になって呟く郁のその言葉に、堂上の頬に笑みが浮かぶ。
 
一緒に暮らしていても、他人は他人だ。
寮暮らしを経験しているからわかる。
互いのプライベートな部分には触れない。
バレているのと、触れる部分はまた別だ。

今回、衣服は郁が担当し、荷物を堂上が担当した。
話し合う部分もあるが、基本個人に任せている状態だ。
それは一緒に暮らしているからこそ出来ること。

言われなければわからない些細な事だけれど、
この1年近く一緒に暮らしてきて、堂上と郁が作り上げてきた
夫婦、家族の営みなのかもしれない。

「ああ、そうだな 
 いつの間にか、そんな事も出来るようになったな」
これからも頼りにしてるよ、奥さん

堂上が郁の耳元へそう囁くと、真っ赤になりながらも郁も肯いた。


これからも、こんな愛しい日々の営みが長く続く事を祈りながら
二人揃って微笑みあった。


fin


堂上夫妻はきっと、こんな何でもない日常を抱き締めるように
大切にしながら日々を過ごして行くのですねvvv

紗乃さん、ありがとうございました!

(自動改行のため、原文の改行位置を数ヶ所変えています)

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