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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

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有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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笠原郁について 静佳より

今回の図書館SSは 「笠原郁について 静佳より」 です。
タイトルにてすでにお分かり頂けると思いますが
「別冊 図書館戦争Ⅰ」のネタバレしています。

堂上の妹・静佳の視点から見た郁です。



笠原郁について 静佳より

その日、静佳は学生時代からの女友達2人と飲みに出ていた。
次の店に移動中、友人が静佳の脇をつついた。

 「ねえねえ、あそこのカップル、凄いカッコイイ~!」

 「ん?」

友人の指差す方に視線を向けると、そこには 静佳の兄・篤の
婚約者の笠原郁が、見知らぬ男と立ち話をしていた。
二人とも笑い合っていて、いかにも親しい感じだ。

 「二人とも背が高くてお似合い! それにあの女の子、
  脚長~い!」

郁は膝上丈のスカートに、やはりかかとの低い靴を履いていた。

静佳の代わりにもう1人の友人が答える。

 「うわ~ホント! スタイル良いね~」

う~ん。まずいとこ、見ちゃったかなー

 「静佳、どうしたの?」

 「えっ、えーと。」

どうしたもんだかと思っていたら、男と別れた郁がふとこちらを向いた。

 「あっ、静佳さん!」

郁が嬉しそうにこちらに駆け寄って来る。

 「えっ!」

友人2人が驚いた顔で静佳を見た。

 「わー、偶然ですね。こんなところで会えるなんて嬉しいです」

はにかんだ笑顔で話しかけて来た。

郁は一見、その長身とスレンダーな体型と姿勢の良さで凛々しく
見えるが、話しだすとそのくるくる変わる表情と愛らしい笑顔で
印象が変わる。

そして、友人の視線を感じてそちらを向くと笑顔で「こんばんわ」と
挨拶し、ペコリと頭を下げた。

 「もう少し早く会えていたら、兄を紹介出来たのに残念です」

 「あ、さっきの背の高い人、お兄さんだったの?」

 「あ、見てました? あれは3番目の兄です」

静佳の背中を友人2人が紹介しろとつつく。

 「あー、えーと。郁ちゃん。この二人は学生時代からの友人
  なんだ」

2人は「よろしくー」とにっこり笑って会釈した。

 「こっちは笠原郁さん。兄貴の婚約者」

 「えーーーっ!」

二人が同時に声をあげる。

 「静佳、あんたのお兄さんって...」

 「そー、図書隊勤務の三十路男よ」

 「一体、いくつ歳の差が...」

 「あ、あたし26歳ですから、5つしか違いませんよ」

郁が慌てて言い添える。

 「ねえねえ、これから私達と一緒に飲みに行かない?」

友人の1人が好奇心丸出しで郁を誘って来る。

 「あの、篤さんが迎えに来てくれるって。今、待ってるんです。
  ごめんなさい」

 「篤さん?」

静佳が思わず声を上げた。
正月に堂上家に来た時は確か「堂上教官」と呼んでいたはずだ。

郁の顔が真っ赤になった。

 「あっ、篤さんがプライベートの時は名前で呼べって...」

その初々しい様子にこちらが照れてしまう。
居たたまれなくなった静佳が、話を変えるように言った。

 「郁ちゃんのお兄さん、背が高くてカッコイイね」

 「そうですか? 確かに背は高いですけどカッコイイですか?
  アレが?」

 「少なくともウチの兄貴よりは」

 「そんなことないですっ! 篤さんはウチの小兄ちゃんより3倍は
  カッコイイですっ!」

ほとんど反射で言ってしまったらしく、郁は赤い顔で慌てて口を
抑えた。

一瞬、3人は唖然と郁を見つめた。

 「ぷぷっ」

吹き出したのは、友人2人の方だった。

 「こんな可愛い子が、こんなにぞっこんのあんたの兄さんってっ!」

 「あんたの兄さん、そんなにカッコ良かったの! 知らなかったわ~」

友人2人が爆笑した。

うっ...みっ見せられない!

静佳は内心焦った。

ウチの兄貴も背は低いけどまあ、見てくれはそう悪くはない。

がっ!!!

郁ちゃんの「3倍カッコイイ」発言を聞いた後ではさすがに分が悪い!

 「あー、郁ちゃん。ごめん。あたし達、急ぐんだったわ」

静佳は、まだ笑っている2人の背中をぐいぐい押しながら

 「兄貴、来るまで1人で大丈夫?」

 「大丈夫です!あたし、戦闘職種だから」

郁はそう言うと静佳にVサインを作ってみせる。

 「それより、静佳さんこそ気を付けて下さいね?」

 「こっちは全然大丈夫! またね。兄貴によろしく」

静佳は郁にそう言い置くと、二人を引きずって次の店に向かった。

これまでマイルールで生きてきたこの私が...他の人の言動に
翻弄されるなんて!

う~ん。郁ちゃん! 恐るべしっ!!!

 
  ☆ 郁と静佳はきっと仲の良い義姉妹になると思います。(笑)




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コメント

最近図書館戦争にハマって本だけじゃ足らなくなって
パソコンの2次にもハマった私です。
静佳さん目線の小説って読んだことなかったですが、
とても楽しかったです。
これからどんどん読み進めていくつもりですが
静佳さん目線のお話また読みたいです。
これからも楽しみにしています。

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