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堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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十二国記 新作 落照の獄 ネタバレ感想

「 yom yom 」 vol.12 に掲載された 「十二国記」 の新作
「落照の獄」 のネタバレ感想です。

ちなみにシリーズの既刊もネタバレしていますので、
どうぞご注意下さいませvvv


十二国記 新作 落照の獄 ネタバレ感想


今回の十二国記の新作の舞台は、法治国家として名高い 「柳国」
でした。

で、これの時期ですが...

「華胥の幽夢」 に収録されている 「帰山」 で、柳はもうその王朝は
末期でしたので、多分これはその少し前ですね。

「国が傾き始めている」 と、民が薄々気付き始めた頃。

そして、民よりも王に近いところに居る国官達が 「王は変われれた」
と口々に噂するようになった頃。


今回の主人公は、柳の司法を司る国官の瑛庚(えいこう)です。

日本で言うなら最高裁の裁判長にあたります。

柳は三審制で、検事、弁護士、判事の3名の合議で人は
裁かれます。

モチロン十二国風にそれらの名称は変えられていますが、柳の
司法制度の基本は日本のそれと良く似ていました。

そんで、この作品を読んでいてまずイチバンに思ったのは
「コレって何だか法廷サスペンスみたい」 でした。

23人もの人を殺し、その罪を審議されるため瑛庚の元に送られて
きた狩獺(しゅだつ)。

たった十二銭の為に子どもを殺した人非人。

ストーリーの核は彼の量刑をどうするか、の1点でした。

法として 「死刑」 は存在するのに、王は 「死刑 は用いるな」 という。

実際、劉王の登極以来、死刑は執行されていない。

この状況で、王からその判決を丸投げされ苦悩する司法府の
人々が描かれます。

これは 「日本の死刑制度の是非」 の話に置き換えても十分通じる
話でした。


国が傾き始めているこのときに死刑制度を復活させれば、これが
濫用され更に国は荒れるのではないか。

けれど、不安に揺れる民は狩獺に死刑を望む。

私的な情を廃し、あくまでも国家としての決断を下そうとする瑛庚と、
自分には何の権限も無いにも関わらず、でもだからこそ 「狩獺は
死刑にすべきだ」 と言い放つ妻の清花。

多分清花は "市井の民" の代表なのでしょうね。


もし狩獺が自らの罪を悔いて更生を望んでいるのなら...

けれど、そんな瑛庚たちの一縷の希望は打ち砕かれます。


これから柳は傾いていく。破滅に向かって。

とにかく暗い内容で、読み終わった後も爽快感は無く、ただ
重苦しいものが残りました。

一言で言うなら 「後味が悪い」 コレに尽きますね。


それはさておき。

私が 「柳国」 について 「帰山」 を読んだときから思っていたこと。

数多くの王朝が生まれ、そして沈んでいく様を見てきた
「奏の利広」 と 「雁の風漢」。

この二人が共に 「柳の倒れ方は見慣れない」 と言う。

朝の始まりに失敗しているように思われながら持ち直し、ゆうに
三百年は保つくらいに国の基盤が出来ていながら半端な百二十年
で傾く。

しかも劉王は民を虐げているわけでは無く、道を失っているわけ
でも無い。

ただ 「無能になった」 と。

それで私、思ったんです。

これは王の傍に有能な腹心が居て王の手助けをし、その者が国の
基盤を整えたのではないかと。

そして現在の状況は、何らかの事件なり事情なりが有ってその
腹心が王の傍を離れた結果ではないかと。

で、今回の新作を読んで。

その事情が劉王の太子という特権を持ってして政を混乱させる
淵雅(えんが)がらみということも有るかなーと思いました。

王は変わってはいない。 最初からこういう人物だった。

そう考えれば納得出来ます。

そんでね。

その "腹心" が、楽俊のお父さんだったら面白いのになって
思いました。

「書簡」 で、楽俊は教師も舌を巻くほど法令に詳しいと。

父の残してくれた本や書き付けで勉強した楽俊がそうなら、
その父はさぞかしスゴイ傑物だったんでしょうね。

楽俊自身も 「父は若い頃どこかの役人だった」 と言ってますし。

それと。

陽子が乱を平定したのが赤楽二年。

その乱の直前、祥瓊と会ったときの楽俊が二十二才。

「帰山」 での柳はすでに王朝末期で、その 「帰山」 で利広が
「景王が直接お出ましになって乱を平定された」 と言っています。

てことは柳の王朝末期頃に、楽俊は二十代前半くらいになります。

楽俊のお父さんが仙籍を返上して野に下り、楽俊のお母さんと
出会って婚姻し楽俊が恵まれた。

その頃から二十数年かけて柳が傾いたと考えればつじつまは
合うかなーと思います。

まあ 「だったら面白いなー」 と私が思うだけで、多分違うでしょうね。
(笑)


楽俊は祥瓊に 「柳の太子は国官で国のために働いている」 と
言っていましたが...

「ソレ、違ーう!」 と突っ込みたくなった人は、きっと私の他にも
居るでしょうねー(笑)


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コメント

私も小野さんの十二国記、好きです。
でも、今は有川浩さんが一番好きです。
久しぶりのSS、楽しみにしていました。

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