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堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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ブックレビュー 10

今回のブックレビューは 「神様のカルテ」 (夏川草介・著)です。

ホントはネタバレで語りたいトコロなんですが...

多分、まだ読んでらっしゃらない方のが多いと思われますので、
敢えてレビューでvvv

この作品は 第十回小学館文庫小説賞受賞作で、著者のデビュー作
となります。

(ちなみに、刊行にあたり改題 ・ 改稿されているそうです)


「神様のカルテ」(著者・夏川草介) 2009年9月1日 初版


舞台は信州の大きな地方病院。

主人公、栗原一止(いちと)は、この病院に勤務する五年目の
内科医です。

「24時間、365日対応」

こんな看板を掲げている救急病院なので、一止の毎日は本当に
忙しい。

それはもう限界に挑戦するが如く、です。

著者は一止と同じ医師で、同じように地方医療に従事している
とのこと。

そしてこれがデビュー作だということを考えると、一止の病院での
日常にはとてもリアリティが有ります。

多分、一止はある意味、著者の分身なんでしょうね。

この作品は全編一止の一人称で語られ、その語り口はちょっと
古風なカンジです。

「夏目漱石」 を敬愛し、傾倒している一止。

身近な人を、勝手に付けたあだ名で語るトコロなんかは
「坊ちゃん」 風ですねー

とゆっても私 「坊ちゃん」 をちゃんと読んだことはナイんです
けども。(笑)

むしろ、私が読み始めてすぐに思ったのは 「あ、コレ 『夜は短し
歩けよ乙女』 に雰囲気が似てる!」 でした。

一止の 「語る言葉」 や 「話す言葉」 も似てると思いましたが...

何より登場人物のキャラがさりげなく?立っているのです。
(バリバリに立ってるってカンジでは無いのがミソね)(笑)

まずは彼の愛する妻、榛名(ハル)さん。

小柄で可愛くて力持ちの彼女は山岳写真家です。
重い機材を背負って、モンブランにだって登ります。

そして、もうほとんど一止の相棒みたいな存在になっている
主任看護師の東西直美サン。

彼女に心配されたり気遣われたりすると、つい 「私は妻のある身だ」
とか 「何が狙いだ」 とか、憎まれ口ばかり叩いてしまう。

「ありがとう」 って、ヒトコト言えば良いのにねー(笑)

彼女にそんな気は無いって分かっているくせに、ホント素直じゃ
ナイったら!

友人の医師、砂山次郎に対してもそれは同じで。

それから、栗原夫妻の住まう御嶽荘。

そこには 「男爵」 (画家らしい) や 「学士殿」 (大学院生らしい)
などちょーっとばかり変わった人々が居て、彼らとの酒盛りの様子
はスゴク楽しそうです。

一止はその言動から 「変人ドクター」 なんて言われていたりします
が、同僚や友人や患者さんたちに愛されています。

それは彼が口では嘯きながらも、本当に患者さんを大事に思って
いて、友人思いのヤツだとみんな分かっているからです。

まあ、その一止の思いはときどき空回りをすることも有りますが。
(笑)

そして、この作品がただの軽妙なキャラクター小説で終わらない
のは...

一止は医師で、日々患者さんと向かい合い、そしてその死に直面
している、ということです。

医師として、人として。

もう治らないと分かっている患者さんと付き合うのは、どんなに
辛いことでしょう。

その患者さんが自分の運命を受け入れていれば尚のことです。

いつだって患者の心に寄り添おうとする一止は、別れの度に傷つき
そしてハルに癒されるのです。

私はいつも、面白い作品に出会ったら 「その後」 を読みたいと思い
ますが今回は 「その前」 が読みたいと思いました。

一止とハル。

周囲の人たちには全然素直じゃないくせに、ハルにはしれっと愛の
言葉を言っちゃったりする一止。

一止を 「イチさん」 と呼び、いつも微笑みを絶やさず、その小さな
両手で包み込むように一止を受け止めるハル。

この二人、どんな風に 「結婚」 までこぎ付けたのかなーvvv

きっと一止は七転八倒しながらも、ガンバって口説いたんだろうな~ 
なーんて、想像するだけで楽しいです。

それから、とても素敵な表紙イラストvvv

表紙の装画はカスヤナガトさん。
「植物図鑑」 と同じ方ですね。

ぢつわ私 「夜は短し歩けよ乙女」 の装画も同じ方だと思って
いましたが、こちらは中村佑介さんでした。

著者の方はとってもお忙しいと思いますが...第二作目を出して
くれると良いなって思いましたです。はい。

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