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堂郁 《童話》 アンソロジー

堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books」
堂郁 《童話》 アンソロジー 「Children's Story Books (仮)」

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りか

Author:りか
好きな作家(敬称略)
有川浩、小野不由美、荻原規子、茅田砂胡、雪乃紗衣、他。
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持ってるマンガの半分くらいは白泉社コミックスです。
小説もマンガもアニメも映画もドラマも。
ハマッたら最後、何でも語ります!(笑)

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『初めて』 その後

今回の図書館SSは 「『初めて』その後」 です。
「別冊 図書館戦争Ⅰ」で、ようやっと 『初めて』 をお迎えした堂郁。
これは、郁が秘密の買い物(笑)に行く前の話です。

ホントはねー、色っぽい話にしたかったんですケド、全然
色っぽくなりませんでした(涙)


『初めて』 その後


ここ最近、具体的に言うと公休の外泊明けから、堂上と郁、
二人の間がどうもぎこちない。

お互いに意識していることはバレバレだ。

しかし、よくよく見ると、どうも郁の方が一方的に堂上から目を
逸らしている様子だ。

堂上の肩に居座っている肌色の防水湿布は、すでに特殊部隊の
中では周知の事実である。

寮暮らしの隊員はうすうす察して、生暖かく見守ってくれている
ようだ。

既婚の官舎住まいの隊員にもそれとなく伝わっているらしく、
これ又、見守りスタンスだ。

そんな中、当事者の二人と、堂上の恋愛事情が筒抜けの小牧
以外の堂上班員...

すなわち、手塚にだけ何も伝わっていなかった。


 ***


それは、堂上班が館内警備の日。

柴崎を誘って同期3人、食堂で昼食を取っていたときのことだった。

ふと、思いついたように手塚が言い出した。

 「お前、堂上二正と又なんか揉めたのか?」

 「なっ、何で?」

 「いや、何となく」

確かに手塚に気付かれるほど、郁は堂上に対して挙動不審
だった。

そう言えば...と、手塚が何気なくさらりと言った。

 「堂上二正、肩を痛められたみたいだぞ」

 「ぶっ!!!」

吹き出したのは柴崎だ。

郁は全身が固まったまま、真っ赤な顔で無言で俯いた。

 「寝違えたそうだけど、ここんとこずっと肩に湿布を貼ってたから」

 「あ、あんた、それ堂上教官に直接訊いたわけ?」

 「あ? ああ。長引くようなら病院に行かれたほうが良いですよって
  言っといた」

 「どっ、堂上教官、怒ってた?」

無言だった郁が、珍しく手塚相手に上目遣いで窺うように言う。

 「何で、堂上二正が怒るんだ? お前のせいでもあるまいし...って、
  何かやったのか?お前」

 『何かやったか』 と言えば全く持ってやらかしたのだけど、それを
 手塚に言えるわけがない。

 「別にっ! あたしは何もっ!」

噛み付く勢いで言い返す郁に、少し驚きながら

 「堂上二正は別に怒っている風じゃ無かったし 『大丈夫だ』 と
  言ってたぞ。
  湿布が肌色でなかったら、俺ももっと早く気付いたんだけどな」

郁はますます顔を赤くし、テーブルに突っ伏した。

そして、柴崎の方を見ると...すでに笑い死んでいた。


 ***


その夜。

郁が堂上と外泊してから初めて、夜の呼び出しが掛かった。

 『外に出られるか』

それはいつもと変わらない用件だけのメールだが、郁にとっては
出頭命令のように思われた。

いつものようにロビーで待っていた堂上と一緒に寮の外に出る。

そして寮の裏手まで行くと、堂上が郁を抱き寄せようとした。

 「どっ、堂上教官!」

直立不動の姿勢の郁が下を向いたまま叫んだ。

堂上の、郁の背中に回そうとした手が止まった。

 「すみませんでしたっ!」

郁が勢い良く頭を下げた。

 「何だっ! 何がだ!?」

いきなり謝られて、思わずのけぞった。

 「あの...こないだの....肩に噛み付いたこと...」

郁は言い難そうに下を向いたまま、小さな声で呟いた。

 「何だ、お前まだ気にしてたのか!」

 「だって...堂上教官、いくら肌色の湿布を貼ってても、お風呂で
  気まずい思いをされてるんじゃないかと思って...」

肩の湿布は郁にはまだ見せていないはずなのに、何故知っている?

 「あの、今日、手塚が...」

思わず天を仰いで 「あのバカ...」 と言葉が漏れた。

郁は自分の足元を見ながら言い募る。

 「あっ、あたし、あんな大事なときにスポーツブラなんかして
  来ちゃうし!」

 「堂上教官、あたしのこと、あきれちゃったんじゃないかって!」

 「それに、顔に返り血飛ばして笑う女だし!」

 「小牧教官のほうがリンゴ剥くのも巧いし!」


 「ちょっと待て! 何でここに小牧が出て来るんだっ!」


郁の思考は段々違う方向へ逸れ始めている。


 「とにかく落ち着け、郁!」

堂上が郁を抱きしめた。 そして、いきなり唇が塞がれる。

長いキスになった。

やがて唇を離した堂上は、抱きしめたまま郁の背中をポンポンと
叩いた。

 「落ち着いたか? 俺は怒ってないし、あきれてもない。
  俺はそんなお前が好きなんだから」

堂上に優しく諭された郁は、胸の中でコクリと頷いた。

 「あたし、こないだは最初がマズかったと思うんです」

すでに郁の中では 『スポーツブラ』 が全ての元凶になっていた。

そして、このとき郁の頭の中には、前々から思っていた
『寄せて上げるブラ』 を使って 『谷間の出来た自分』 が浮かんでいた。

 「あたしっ、次の外泊のときはもう絶対スポーツブラは着けて
  行きませんっ!」

そう力強く断言する郁に溜息を落としかけたが ”次の外泊”の
ところで何とか気を取り直し、小さく笑うに留めた堂上だった...


 ☆ こうして、柴崎との 「秘密の買い物」 が決行された...のかも
   知れないです。(笑)


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コメント

手塚と柴崎と郁の そんな会話が食堂でされてたら、私も笑い死にます・・・
手塚はいつ この失態に気づくのでしょうか(笑)

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